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サイディング(窯業系)と耐久性

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サイディング(窯業系)と耐久性  住宅の耐久性と災害被害


サイディング(窯業系)の耐久性と自然災害による被害について紹介しましょう。

サイディングとは、外壁として張って仕上げる仕上げのことを示します。
木板や金属板の外壁仕上げもサイディングの一種なのですが、住まいで一番多く使われるのは窯業系サイディングと呼ばれる外壁材です。

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を主な原料に使用して板状に形成した外壁材です。
高温・高圧の窯で一気に硬化させる製品がほとんどで、安定した強度を持っています。
モルタル壁より軽く木板より重い、中間的な重さの外壁仕上げ材です。

表面を塗装して仕上げますが、表面にデコボコをつけてタイルのような立体デザインの製品もあります。
窯業系サイディングは、この表面に施す塗装部分が耐久性に大きな影響を与えます。

サイディング本体の繊維質が水に濡れると膨らんでしまうので、サイディング本体は水に濡れないことが大切です。
しかし表面の塗装が傷むと雨水を防ぐことが出来なくなり、サイディング本体が膨らんでしまいます。
こうなると板の強度が弱くなり取付部分も弱くなってしまうので、強風や地震の揺れなどの自然災害にも弱くなってしまいます。
そこで窯業系サイディングは、表面の塗装部分を健全な状態に保つことが必要なのです。

窯業系サイディングの表面塗装は、最近の耐久性の高い塗装を施した製品でも20年ほどで傷みます。
そこで定期的な点検と、再塗装のリフォームが必要となります。
またタイル調のデコボコをつけたサイディングなどは、再塗装を行うと見た目が大きく劣ってしまうこともあります。
見た目を重視する場合には、サイディング自体を交換するリフォームとなる可能性もあるのです。

サイディングを取り付ける釘やビスについても、耐久性が高いステンレス釘やステンレスビスの使用がお勧めです。
最近の住まいでは、サイディングを張る場合は壁体内通気を取ることが基本になっているので、結露した水によってサイディングが傷んでしまうことは少なくなります。
そこで取り付ける釘やビスの耐久性を高めることで、サイディングの取り付け強度を長い間新築時の状態に保つことが出来るのです。

また窯業系サイディングの継ぎ目や窓回りの隙間には、コーキングと呼ばれる隙間を埋める防水剤が使われます。
このコーキング部分についても10年程度で劣化して硬くなり、防水性能が下がります。
防水性能が下がり外壁の中に水が入ると、サイディングを傷めてしまいます。
そこでコーキング部分についても、定期的に交換するリフォームが必要となります。

窯業系サイディングを新築時と同様に自然災害に強い状態を保つ為には、塗装面やコーキング部分の定期的なメンテナンスが欠かせません。
サイディング本体が湿気を吸ってしまうと、強度が弱くなってしまうので自然災害による強風や強い揺れの際に外れたり壊れてしまいます。
そこで塗装面やコーキングを健全な状態でしっかり水を防ぐことで、新築時の自然災害に対する強さを長い間保つことが出来るのです。


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