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住宅と地盤の液状化対策

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住宅と地盤の液状化対策  大地震に耐える住まい


住まいが建っている地域や敷地によっては、地盤が大地震で揺さぶられることで水が噴出、大きく沈み込んでしまうことがあります。
液状化と呼ばれるそんな現象が生じると、住まいが傾いたり配管が壊れたりする被害が生じてしまいます。

土地を選ぶ際には大地震でも液状化しない場所を選ぶことが大切ですが、既に入手した土地や両親などから受け継いだ土地などでは、選べないこともあります。
そこで液状化しやすい敷地の建てる住まいでも、液状化による住宅の被害を最小限に抑えるポイントを紹介しましょう。

液状化しやすい土地では、地盤改良と呼ばれる地面が液状化しにくくなる工事を行うことが基本です。
住まいを建てる部分の地面を掘りながら、セメントのように土を硬くする材料を混ぜることで、地盤の強さを高めます。
大地震でも地面が液状化しにくくなるので、住まいの被害も抑えられます。

丈夫な岩盤まで杭を打ったり、たくさんの小さな杭を打つことで建物が沈み込むことを防ぐ方法もあります。
しかし地面と建物が離れてしまうことも多く、基礎が地面から浮いても変形しないように丈夫に作る必要があります。

そこで液状化による地盤沈下を起こさない地面とすることが、液状化対策の基本なのです。
ただ液状化する地層が深すぎて地盤改良できない場合には、杭などで建物が沈下することを防ぐ必要があります。
この場合は、玄関ポーチなどの部分が壊れないように工夫することが欠かせません。
基礎から玄関ポーチまでを一体として変形しないように作れば、沈んだ地面を埋め戻すだけで元に戻せます。

液状化しやすい敷地では、給水や排水する配管については、大きく変形しても壊れない管で住まいの中と外の配管を接続することが大切です。
地盤改良した場合は、改良していない地盤との境目部分を大きく変形できる給水管や排水管でつなぎましょう。

液状化しやすい地域では、公共の水道や下水道が使えなくなることもあります。
ですが住まいの配管が壊れていなければ、水道や下水道が復旧したらすぐに使うことが出来ます。

大地震の際には、崖崩れが発生することもあります。
ちょっとした崖であれば、その崖に面する壁を丈夫な鉄筋コンクリートで作っておけば被害を最小限に抑えられます。
しかし大きながけ崩れが発生したり、住宅の敷地の崖が崩れてしまったら被害を防ぐことは出来ません。
そこで自分の敷地の大きな崖については、安全な擁壁(崖崩れを防止する壁)をしっかり作ることが大切です。
隣地に崖がある場合には、崖が崩れても安全な離れたところに住宅を建てることが基本なのです。

大地震でも安全な住まいを建てる為には、敷地の安全性も重要です。
液状化や崖など大地震で被害を生じる可能性がある敷地では、十分な安全対策が必要なのです。

大地震の際に発生する津波についても、浸水が予想される深さが2,3mくらいまでならば、住宅の作り方で対応すること可能です。


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