自然災害に強い安心住宅作り、タイトル画像

室内の揺れにも注意

自然災害に強い安心住宅作り

 


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室内の揺れにも注意


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室内の揺れにも注意  大地震に耐える住まい


大地震が発生すると、室内も大きく揺れてしまいます。
免震構造の住宅であれば、室内では大きな揺れにはなりません。
しかし一般的な耐震構造や制震構造の住まいでは壁がひび割れたり、設備機器が壊れることもあります。
地震による室内の被害を防ぐ為には、室内が揺れることによって生じる被害を減らすことが大切なのです。

室内が揺れることによる被害については、様々なことが考えられます。
壁やタイルがひび割れしたり、天井が壊れたり床が変形してしまうこともあります。
扉や窓の枠が変形して動かなくなったり、動きが悪くなってしまうことがあります。
変形が大きくなると、扉や窓のガラスが割れてしまうこともありえます。

照明機器が落ちたり、洗面台が落ちて壊れてしまうこともあります。
据え置き型の浴槽は地震の揺れで動いてしまって、傷が付いたりします。
エアコンなど壁についている重い機器も、取り付け部分が弱いと落ちてしまいます。

吊り戸棚など壁に取り付いている収納も、取り付け部分が弱かったり中に入れている物が重いと落ちてしまう可能性があります。
倒れるほどではなくても、横に動いてしまった事で収納やキッチンなどが壊れる場合もあります。

そんな住まいの室内の被害を防ぐ為には、大地震の揺れに負けないように、住まいの骨組みにしっかり仕上げ材や収納や機器を取り付けることが基本です。
壁や天井のひび割れや破損の被害を防ぐ為には、揺れた際に変形が少ない骨組みにした上で丈夫な壁や天井の下地を作ります。
床については、土間鉄筋コンクリートなどで床を支える部分の変形を防いだ上で、床を支える下地を丈夫で傷みにくく作ることが大切です。

扉や窓の被害を防ぐ為には、住まいの骨組みの変形を少なくすることが基本です。
ただ木造の住まいはどうしても変形が大きくなる傾向があるので、出入の際に重要なドアや窓については地震の変形に強い製品を使うことも考えましょう。

室内の扉についても、変形によって動きにくくなることがあります。
扉の隙間を大きめに作っておけば、住まいの変形で動かなくなることを減らせます。
隙間が大きくなる分については、枠の工夫などで隙間を減らしましょう。

照明機器や洗面台やエアコンなどについては、天井下地や間柱などにしっかり取り付けることがポイントです。
エアコンなどは合板の下地にとる付けることが基本ですが、湿気などで合板が傷むと取り付け部分が弱くなってしまいます。
そこで取り付け下地を傷みにくくする作りをすることも、大切なポイントとなります。
取り付けるビスが錆びてしまうと揺れた際に落ちやすくなるので、錆びにくいビスなどを使うことも大切です

浴槽など動きやすい設備については、動いても壊れたり傷つかない工夫をするか、動きを抑える工夫が必要です。
動いたことで壁や床の仕上げを傷めることもあるので、設備機器は動かないことが基本といえるでしょう。

吊り戸棚や造作家具などの収納部分については、収納部分自体が大地震の揺れで壊れたり落ちたりしないだけでなく、中の物が落ちて壊れない工夫が必要です。
地震の際にロックがかかる金具を使ったりして、物が落ちて壊れる被害を最小限に抑えましょう。
落ちて壊れることを防ぐことが出来れば、落ちてきた物や割れた物で怪我することも防ぐことが出来ます。

住宅本体や室内が壊れなくても、地盤が弱いといろいろな所に被害が生じてしまいます。
そこで特に被害が大きくなりやすい、地盤の液状化による被害を防ぐ住まいや地盤づくりを考えましょう。


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