住宅と被害の関係
自然災害に強い安心住宅作りでは
地震や台風など自然災害に強い
防災住宅を作るポイントを紹介。
あなたの家族が安心して暮らせる
住まいづくりを提案しています。
住宅と被害の関係
自然災害によって、住まいに様々な被害が発生します。
自然災害に強い住まいを作るには、自然災害で発生する被害を知っておくことが大切です。
そこで様々な自然災害によって住宅にどんな被害が発生するのか、概要を紹介しましょう。
大地震が発生した時の住まいの被害は、かなり広範囲に及びます。
大きな被害は建物の倒壊で、ガス漏れや漏電による火災の発生もあります。
屋根瓦やタイルやモルタルの落下なども、良く起きる住まいの被害です。
排水管の損傷など、設備関係の被害が多い点も大地震による被害の特徴といえるでしょう。
津波を受けた時の住まいの被害は、大きな津波では建物の流失です。
小さな津波の場合でも、弱い建物では流失の可能性があります。
住宅全体が流失しなくても、外壁が流されたり、室内が浸水して汚れてしまう被害が生じます。
高潮による被害も、津波による被害と似ています。
落雷による住まいの被害は、電気を使う設備全般に及ぶ場合があります。
落雷した部分が焦げる場合もあり、可能性は極めて少ないのですが火災が発生することもあります。
火山の噴火については、軽い場合は火山灰による雨樋や枡などのつまりです。
溶岩石が飛んできたら屋根などが壊れる場合もあり、火砕流に住宅が飲み込まれたら全てが流失してしまいます。
台風による被害は、屋根材や外壁材が飛ばされるケースが多くなります。
窓ガラスが割れることもあり、割れた破片で大怪我することもあります。
被害がひどくなると屋根の大部分が飛ばされたり、住宅が倒壊することもあります。
またアンテナの変形や雨樋の破損など、屋外に設置している設備が被害を受けることもあります。
洪水による被害は、津波による被害と似ています。
ただ住宅が流失してしまうことは少なく、浸水による汚れや傷み、設備機器の被害が中心となります。
地すべりや土砂崩れや土石流による被害は、住宅が土砂に埋まってしまう点です。
建物がつぶれてしまうことも多く、大きな被害が発生することも多くなります。
竜巻による住まいの被害は、基本的には台風と同様の被害となります。
ただ風速が台風より大きく、住まいの被害も大きくなる傾向があります。
強い竜巻では、住宅が基礎のコンクリートと一緒に持ち上げられてひっくり返るほどの被害が発生します。
大雪の場合には、雪の重さで住宅がつぶれてしまう被害が発生します。
また住まい全体が雪に埋もれて、出入できなくなることもあります。
自然災害によって、住まいには様々な被害が生じます。
そこで自然災害による被害を最小限に抑えるためには、災害に強い住まいづくりが大切なのです。
いろいろな自然災害<< I 住宅と被害の関係 I 住宅の工夫で防ぐ自然災害