自然災害に強い安心住宅作り、タイトル画像

配管に気を配る

自然災害に強い安心住宅作り

 


住宅設備の災害を防ぐ



配管に気を配る


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太陽熱温水器と災害被害


太陽光発電と災害被害


蓄電池と災害被害


 

自然災害に強い安心住宅作りでは
地震や台風など自然災害に強い
防災住宅を作るポイントを紹介。
あなたの家族が安心して暮らせる
住まいづくりを提案しています。

 

配管に気を配る  住宅設備の自然災害を防ぐ


住まいの設備機器をつなぐ水道や排水に使用するパイプ(配管)は、自然災害によって壊れると住まいにも被害を生じることがあります。
室内の水道管が壊れると水浸しになりますし、排水管が壊れると汚水の臭いが室内に充満してしまうこともあります。
もちろん水道管が壊れると水が使えませんし、排水管が壊れるとトイレやキッチンなどの水を流すことで被害を増やすことになってしまいます。
そこで自然災害に強い住まいづくりでは、配管部分を自然災害に強く作ることも欠かせないのです。

自然災害による配管部分の被害は、地震による揺れや地盤の変形による破損や、台風や竜巻の強風による破損が考えられます。
また洪水などにより、排水管の逆流も考えられます。

地震の揺れによる配管の被害としては、室内と屋外の両方に可能性があります。
室内では、機器と配管の接続部分が揺すられることで、配管が破損したり外れたりします。
特に給水管には高い圧力がかかっているので、長い時間大きく揺すられると隙間が出来たり破損しやすくなります。

屋外では、露出した配管部分が揺すられることで、配管が破損したり外れたりする可能があります。
さらに地震の揺れによって、地盤が下がったり変形してしまうと、地面と建物の接続部分の配管や土の中に埋めている配管部分が壊れてしまいます。

そこで配管部分の地震による被害を防ぐ為には、揺れても壊れないように接続部分をしっかり固定することが大切です。
また地盤が弱い敷地では、地盤の変形に対応できる配管を行うことが重要となります。
建物と地面の間の配管を変形可能な作りとしたり、地盤内の配管廻りの地盤を改良するなどして、配管の損傷を防ぎましょう。

台風や竜巻などの強風による配管の被害は、屋外に露出した部分の被害が主になります。
給湯器周りなどの露出した配管部分は、強風や飛んできた物が当たることで破損することがあります。
雨樋が壊れた場合は、実質的には大きな影響はない(樋の破損部分から雨水が出るだけ)場合が多いのですが、場所によっては壊れた部分からの雨水が室内に入ってくることもありえます。

そこで台風や竜巻などによる配管の被害を防ぐ為には、屋外に露出する配管部分を出来るだけ減らすことと、配管をしっかり固定したり保護したりすることが大切です。
屋外に有る配管部分を減らせば、物が当たって壊れる可能性を減らすことができます。
しっかり配管を固定して保護材で巻いておけば、多少物が当たっても壊れることを防ぐことができます。

洪水などによる配管の被害は、配管の浮き上がりなどによる破損と汚水の逆流の被害が主になります。
給水管については被害は少ないのですが、排水管については配管が水没した際の影響は大きくなります。

屋外の排水管は地面に埋められる深さが浅く管が太いので、水没すると浮き上がってしまうことがあります。
また排水管は強い水の流れは想定していないので、下水道から水が逆流してしまうと破損しやすいという面もあります。
また排水管が逆流すると、室内の浴室やトイレやキッチンなどの排水部分から汚水が溢れてしまう被害も考えられるのです。

そこで洪水などによる配管の被害を防ぐためには、排水管をしっかり固定することが基本です。
また下水管からの逆流が考えられる地域は、できるだけ地下室や1階には水廻りを設置しないことが大切です。
1階に水廻りを設置する場合は、床の高さを上げたりして逆流の影響を受けにくい高さにすることも考慮しましょう。
あなたの住まいが浸水していなくても、下水処理場が浸水すると逆流の危険があります。
そこで海抜が低い地域や川沿いで低い地域では、下水管から逆流する危険性を検討することと、その対策を行うことが必要となるのです。


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