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陶器瓦と耐久性

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陶器瓦と耐久性  住宅の耐久性と災害被害


陶器瓦の耐久性と自然災害による被害について紹介しましょう。

陶器瓦は、粘土を焼いて作る器などと同じ作り方となります。
その為に耐久性はかなり高く、数十年が経過しても強度の低下はほとんどありません。
そこでしっかり取り付けられた瓦本体については、長い間自然災害に対しても耐えてくれることが期待できます。

陶器瓦を取り付ける為には、釘やビスを使用します。
しっかり釘やビスで取り付けても、釘やビスが錆びてしまうと 取り付ける釘やビスが錆びてしまうことで、陶器瓦は自然災害に弱くなってしまうのです。

そこで釘やビスが錆びない為には、ステンレス釘やステンレスビスの使用がお勧めです。
また普通の形の釘は引き抜く力に弱いので、ビスやスクリュー釘を使用したほうが抜けにくくなりしっかり取り付けられます。

また陶器瓦を取り付ける下地としては、桟木と呼ばれる瓦を引っ掛ける板や下地となる野地板に木や合板を使用します。
この下地部分が腐ったり弱くなると、強風や地震で揺れた際に釘やビスが抜けて瓦を支えることができなくなります。

そこで桟木や野地板の寿命を伸ばす為には、屋根裏通気などを行うことで木や板を乾燥状態に保つことが大切です。
屋根裏は結露により湿気が溜まりやすく、木や合板は常に湿気がある状態だと早く傷んでしまいます。
そこで結露で濡れた桟木や野地板を素早く乾燥させる為には、屋根裏通気を行うことがお勧めなのです。

合板の野地板は屋根の強度の点では有利なのですが、乾燥のしやすさという点では無垢の板や透湿性を備えた建材には劣ります。
そこで野地板としては、無垢の板や透湿性能に優れたモイスのような新建材を使うことがお勧めです。

野地板上の防水材としては、湿気を通しにくいアスファルトルーフィングよりも透湿タイプのルーフィング材を使うことで、結露を減らし野地板を乾燥状態に保ちやすくなります。
屋根裏換気が難しい場合は、野地板上で水を遮るルーフィング部分で湿気を逃がしましょう。
もちろん透湿タイプのルーフィングと屋根裏換気を組み合わせて使うと、より効果的です。

取付材や下地まで耐久性を高めることで、陶器瓦の高い耐久性(寿命の長さ)を生かすことにつながります。
釘やビスについては錆びないことが大切で、野地板などの屋根下地については乾燥状態に保つ工夫を施すことで、屋根全体を長持ちさせることができます。
新築の時と同じ強さを長く保つことが出来れば、住まいを自然災害に強い状態に保つこともできるのです。


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