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木造住宅と耐久性

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木造住宅と耐久性  住宅の耐久性と災害被害


木造住宅の耐久性については、かなりばらつきがあるのが現状です。
古民家のように100年以上長持ちする木造住宅もあれば、30年程で建て直しとなる長持ちしない木造住宅もあります。

住まいを支えているのは、柱や梁や土台などの木材です。
特に住まいの床下や浴室周りには湿気がたまりやすく、木材が腐ったり、シロアリの被害を受けることが多くなります。
柱の足元が腐ったりシロアリに食べられたりすると、住まいの強さが極端に下がってしまいます。
地震の揺れや台風の強風で住まいが倒壊する危険が増してしまうのです。

自然災害に強い木造住宅を作る為には、耐久性の高い住まいとすることが欠かせません。
そこで、長持ちする木造住宅作りのポイントについて紹介しましょう。

木造の住宅を長持ちさせるポイントは、住まいを支えている柱や梁などの木材を傷めないことです。
木材は湿った状態に弱いので、住まいを支える木材部分を乾燥した状態に保つことが大切です。

基礎については、防湿シートを敷いた上にベタ基礎とすることで、地面からの湿気が木材部分に届くことを防ぐことが大切です。
また通気パッキンや換気口を使って、床下の換気をしっかり行うことが基本となります。
通気がないと湿気が溜まってしまうので、床下を通気しやすくすることで床下を乾燥させましょう。
床下が開いていた古民家と似たような状態保てれば、床下にある柱や土台が傷むことを防げます。

基礎断熱する場合には床下の換気を外気で行うことができないので、床下と室内の空気を循環させることが大切です。
室内の空気を通じて床下の湿気を逃がすことで、床下を乾燥した状態に保つことができます。

外壁や屋根部分については、通気層を設けることで柱や梁に溜まる湿気を逃がしましょう。
通気層と木材の間には、湿気を逃がしつつ水を遮る透湿防水シートを張りことで、雨漏りを防ぎつつ通気が可能となります。

最近の住まいでは、外壁については通気層を持つ作りが標準となりつつあります。
住宅の10年補償の為に、サイディング外壁の下地に通気層を設けることが条件となるためです。
そこで外壁については、サイディング以外の外壁仕上げを利用する場合でも通気層を設けましょう。

また屋根や天井裏についても、通気層や換気口を設けることが欠かせません。
小屋裏の空間を室内として活用する場合は、屋根下地で通気層を確保します。
小屋裏を室内として使わない場合は、空気が流れやすい位置(棟や妻壁や軒先)に換気口を取り付けます。
外壁と屋根の通気層をつなぐと、より効果的に湿気を逃がすことができます。

外壁や屋根に通気層を設ける場合、木材に溜まる湿気を逃がしやすい作りとすることが大切です。
合板は湿気を通しにくいので、その上に透湿防水シートを張っても上手く湿気が逃げてくれません。
そこで耐力壁として板材を使用したい場合には、湿気の逃がしやすい無垢の板や新建材を利用しましょう。

また木造住宅における柱や梁などの接合部分には、金物を使用することがほとんどです。
伝統工法の住宅でも、まったく金物を使わない住宅はかなり少なくなります。
そこで金物については、錆びにくいステンレス製の金物を使用することがポイントといえそうです。

木造住宅を長持ちさせるポイントは、地面からの湿気を遮ることと外壁や屋根の通気を確保することです。
通気によって木材を乾燥させておくことで、傷んだり腐ったりせずにシロアリの被害を防ぐ効果も得られます。


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